マーガリンは危険って本当?トランス脂肪酸との関係とは

トランス脂肪酸が体に良くないということは健康志向の方なら聞いたことがあるはず。その理由もご存じでしょう。

でも、スーパーに行けば売られていますよね。バターと比べれば安いし、柔らかいのでパンには塗りやすい。でも、健康のためにもマーガリンはやめてその代わりバターを使って欲しい。

バタートースト

お子さまがいる家庭なら、なおさら気にかけて欲しい、、、。子どもの食生活をコントロールできるのはママですから。

マーガリンは体に良くてバターは体に悪いと言われていました

マーガリンやショートニングは食べてはいけないと聞いたことありますか?

私が子どもの頃は、

 植物性油から作られるマーガリンは○
 動物性油から作られるバターは×

と言われていました。実はこれが全くのウソだったとは、、、(>_<)それなのに、今でも この神話を信じている人は実は結構います。関心のない人もたくさんいます。

でもマーガリンや、マーガリンに似たショートニングは本当に体に悪いのでしょうか。それはどうして?悪いと言われているから食べないのではなく、何故なのか、ちゃんと理解してから食べるか食べないかは判断すべきだと思うのです。

固形の油と液体の油

マーガリンもバターも油です。ではサラダ油、亜麻仁油、オリーブオイルももちろん油。個体と液体ですね。

油には 飽和脂肪酸不飽和脂肪酸 があります。

飽和脂肪酸 飽和脂肪酸
  室温で個体で安定しています。
  乳製品、肉類に多く含まれています。
  例えばバターやお肉の油です。

不飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸
  常温で液体です。
  不飽和脂肪酸はさらに主に3つに分類されます。

   オメガ3(n-3系) 主に魚の油、亜麻仁油など
   オメガ6(n-6系) 主にサラダオイルなどの植物油
   オメガ9(n-9系) 主にオリーブオイル

油については別の記事でもう少し詳しく書きます。

では、マーガリンやショートニングは植物油から作られるのに見た目はバターのように固体なのはどうしてでしょうか?

  答えは、、、水素添加をして形を変化 させているのです。

マーガリンやショートニングが体に悪い訳

一体、なぜ悪いのかというと、、、植物油に水素添加してマーガリンになる時、その製造工程で一部がトランス脂肪酸に変わってしまいます。

このトランス脂肪酸が問題なのです (>_<)

トランス脂肪酸は血中 悪玉コレステロールを増加 させ、反対に、善玉コレステロールを減少 させます。多量に摂取し続けると動脈硬化などのリスクを高めることが分かっています(>_<)

毎朝トーストに塗りたくっているとしたら、そのマーガリン!要注意!せめて、バターに変えましょう!ということなのです。ただし、牛乳から作られるバターも天然のトランス脂肪酸を含んでいます。そのことは忘れないでおくべきですね。

ショートニングは何に使われるの?

マーガリンと同じ製法で作られるショートニング。ちなみに100gあたりのトランス脂肪酸の平均含有量は

  バター・・・1.95g
  マーガリン・・・7.00g
  ショートニング・・・13.6g

ダントツでショートニングが高い。でも平均値ですからね。もっと高いものもあるのです!

ショートニングをトーストに塗る人はあまりいないでしょうから、ショートニングは買わないし食べてないわ、、と言われるかもしれません。

でも、お菓子作りをする人なら、よく御存じ、使用したことがあるかもしれませんね。わざわざレシピの材料にも載っています。私も以前、使ったことあります(^_^;)

市販のパン、ケーキ、菓子類に幅広く利用されています。他にも、ショートニングは安価なので、外食産業の揚げ物によく使われています。サラダ油で揚げるより、サクサク になるそうなんです。

マ○○ナルドのポテト、○○タッキーのチキンはショートニングを使っているとか、、、。しかも、何度もその油を使うそうですよ(^_^;)

油の酸化はもっと怖い

では、水素添加しないオイルは大丈夫でしょうか。サラダオイルの揚げ物は大丈夫?普通は揚げ物にはサラダオイル使いますね。実は、トランス脂肪酸は高温によっても生じます

トランス脂肪酸

もし何度も交換せずに同じ油で揚げられていれば、トランス脂肪酸を含む場合が多いのです。揚げ物の臭いで胸やけすることがありませんか?外で揚げ物を食べるのは控えた方がよさそう、、ということになるのです(^_^;)

米国でトランス脂肪酸を規制

米国で今問題になっているのが、このトランス脂肪酸です。外食産業が活発な米国では、日本よりも摂取量が高く、心臓病などの発症リスクが高まっています

そこで米食品医療薬局(FDA)が加工食品へのマーガリン、ショートニング、食用油の使用規制に乗り出しました。同時に総脂肪量、飽和脂肪酸量、コレステロール量、トランス脂肪酸含有量の表示義務も。

トランス脂肪酸を使わないレストランや地域では一定の効果を上げているようです。日本では残念なことにトランス脂肪酸の規制はされていません。

日本人は欧米との食生活の違いがあるため、それほど多く摂取していない、という理由ですが、確実に食生活は欧米化しています

もちろん、絶対和食派という人もいますが、個人差が大きく、欧米人と同じような食生活をしている人、洋食大好きな人は多いのではないでしょうか。

日本の子どもに危険が迫る

今の子どもたちは、ファストフードや洋菓子、加工品に囲まれた生活をしています。しかも、大好きですね(^_^;)ママたちも、平気でそのような食品を与えています。給食にパンと一緒に出てくるのは大抵マーガリンですし。

だったら家で食べる朝食のトーストは、せめてマーガリンの代わりにバターかジャムにしたほうがいいのはもうお分かりでしょう。朝食のマーガリンをバターに変えただけで、アトピーがましになったと聞いたこともあります。

我が家は子どもが小学生の時には、
 米飯給食時→朝食はパン
 パン給食の時→朝食はご飯  
にしましたし、トーストに塗るのはマーガリンからバターに変えました。

たまには外食もするし、お惣菜を買うこともあります。安全な物だけを食べるのは不可能なこと。だから、せめて家で使うものは意識的にましなものに変えています。もちろん、これもできることからです。

ちゃんと理由を理解して、少しでも避ける努力をするべきだと思います。そして、できることから改善していくといいですね。

我が家は最近はバターでさえ、使うことが減りました。もっぱらエキストラバージンオリーブオイルです。


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Tag: トランス脂肪酸




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